射撃場の風景(4)

上の写真は、神奈川県の伊勢原射撃場のSB射場(第1射場)でのものです。 古くからあった現在の第2射場に加え、平成10年の神奈川国体のために、電子標的の設備を持つ射場として、新しく設けられたものです。 写真は伏射の練習風景で、専用のテーブルの上に伏せて撃ちます。 例によって、射座と標的方向の外部の明暗差によって、左側の明るい部分が、肉眼で感じるよりはるかに明るく写ってしまいました。

各射座には、電子標的が感知した着弾点が小さなモニターに表示され、下部の装置のプリンターで、点数や着弾点の様子などがプリントされます。 板に貼った紙の標的と違い、標的の交換要員や採点の手間、監的スコープなどが省け便利ですが、反面、センサーが感知した得点が本当に正確なのかと疑いたくなるようなケースもあるようです。 電子標的はヨーロッパ製で、大きな大会などの前にはメーカーの技術者を呼んで、事前に機器のチェックを行うようです。

これは、ニーリング(Kneeling = 膝射(しっしゃ)、略称 K)の練習風景です。 3つの姿勢(伏射、立射、膝射の順に撃つ)の合計点を競う3姿勢競技(3 Positions、略称 3P)において、最後の締めくくりとなる姿勢で、上達すると伏射並みの高得点を出せる姿勢ですが、安定した姿勢をマスターするまでに時間がかかり、見た目以上に複雑で難しい姿勢です。 右足がしびれるので、初心者の私などは連続して40発撃つのがやっとです。 3姿勢は20発ずつ計60発、あるいは40発ずつ計120発で競われ、ライフル射撃のメインとも言える種目です。

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