リローディング(おまけ3)

以前は火薬の計量の際には、電子スケールとスプーンで火薬を計っていました。 ただし、ある目論見があって、電子スケールは側面に赤外線ポートの付いたものを使っていました。 さて、その「目論見」ですが、実は電子スケールと赤外線ポートを通じた情報のやりとりをして、自動的にあらかじめセットした量の火薬を出すディスペンサーがあるのです。

写真右の電子スケールは、左側面に小さな赤外線ポートがあり、左側のパウダー・ディスペンサーは、右側面にやはり赤外線ポートがあります(ぼんやりと黒い点として写っていますが)。 使用する際には、まず電子スケールに「今回は赤外線ポートを使ってディスペンサーと情報のやり取りをするよ」という事をボタンを押してセットします。 次に、ディスペンサーに火薬を入れ、調整用のスイッチを押すと、実際に火薬を出しながら、電子スケールから「今どのくらい入っている」という情報をもらい、一種のウォーミング・アップをします。 その後に、実際に入れたい火薬量をディスペンサー側にセットして使用開始です。

火薬の出口には2つのチューブが出ています。 どちらも内側はネジ状のら旋なのですが、ピッチが違います。 最初はピッチの長いチューブのみが回る事によって、火薬が勢いよく出ます。 そして、電子スケールから受け取る情報によって、すでに出した火薬量が目標値に近くなった段階で、今度はピッチの短いチューブのみを回す事によって、火薬を徐々に出して目標値に達したら終わり、というわけで、使ってみると極めて楽です。 誤差は±0.1グレイン程度です。 製品としてはRCBS社とPACT社からでていますが、色が違うだけで実際には全く同じOEM製品のようです。

なお、最近では火薬を体積計量するパウダー・メジャーと古典的な天秤の組み合わせによって、短時間で効率良く計るシステムも出ているようです。

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